浦安の家〈花火の見える住宅〉
- House
- 2010
所在地:千葉県浦安市
主要用途:専用住宅
家族構成:夫婦
階数 2階
延べ床面積:
1F:47.12㎡
2F:49.55㎡
合計:96.67㎡
工期:2009年12月~2010年4月
基本設計:(株)RCエイジ 長谷光浩
実施設計:(株)RCエイジ 新井真一郎
構造設計:(株)デザインセンター
躯体工事:(有)コウショウ産業
内装工事:(株)ネクスト
設備工事:(有)丸石設備
電気工事:(有)岩崎電気工業
千葉県浦安市。ディズニーリゾートにほど近い人気の住宅エリアに、30代の夫婦二人が暮らすS邸はある。
設計を始めるにあたって、住み手側が叶えたいと考えるライフスタイルは明確に伝え聞いていた。
そのひとつは「ディズニーリゾートで毎夜打ち上げられる花火を、リビングから見たい」ということ。その希望を叶える為に、まず二階リビングという前提が決まる。
しかし、単純に花火の方向に大きな開口を設けるだけでは、周辺の建物も視界に入ってしまう。そこで視線を上にのばすことを考えた。開口の下部ラインを通常より30センチ上から始まるように設定。そのまま天井の仕上ラインまで大きなコーナー窓を伸ばした。そうすることで、リビングのソファーに座ると、空だけを切り取ることが可能となった。
ふたつめの課題は「温泉が好きなので、自宅の風呂もゆったりとしたものにしたい」という要望。
提案したのはコンクリート住宅ならではのあつらえの風呂。基礎耐圧盤を利用し断熱材をまわすことで、幅、長さとも自由に設定することができる。またユーティリティーから浴室まですべて同じタイルとし、スペースを広く見せる工夫もしている。温泉のイメージをコンパクトに実現するため、大きめのサッシと塀に有孔ブロックを使用して明るい浴場を作り上げている。
ご主人の趣味のひとつは「バイク《ハーレーダビットソン》」。車体のクローム部分をいかに光らせるかという発想まで掘り下げてバイクガレージはプランニングされている。エントランスを入ると右に設けたガレージがサッシレスの一枚ガラスを通して眺めることができ、上部にはハーレーを照らすスポットライト。まるでギャラリーのように、対象物を際立たせるスペースが出来上がった。
奥様の趣味はガーデニング。屋上に土を入れ、緑化することを提案した。
ただ、芝を屋上で上手に保つのは困難な面もあるため、環境の変化にも強く増殖力のあるイワダレ草を張った。この種は年々成長していく楽しみもある。
この建物の平面は正方形に近い為、どのようにでもゾーニングできるが、現在は夫婦二人の住まい。なるべく仕切りで分けることをしないで、ゆるやかにスペースを分ける方法がとられている。そのひとつに利用しているのが階段。二階LDKは、ほぼセンターにある階段室を中心に回遊できるプランになっているが、二辺の引き戸を閉じることにより、ひとつの部屋が出来上がるしくみだ。そこに何を置くかによって部屋の性格を変えることが出来るという楽しみ方がある。
決して大きいとは言えない延べ床30坪という前提がある中で、自分たちの好きなものに忠実に沿って、生活を楽しむためにつくられた住宅になった。
外部仕上げ
<外壁>コンクリート打放しの上、ランデックスコート撥水処理 一部レーブ塗装仕上げ
<屋上>モクシー入りコンクリート防水
<サッシ>YKKap エピソード
<玄関ドア>スチール断熱ドア OP塗装
内部仕上げ
<床>1F:300角タイル貼り仕上げ クルー333 サニー(サンワカンパニー)一部キューデザイン グリジオ(サンワカンパニー)、
2F:無垢フローリング レッドパイン 自然ワックス仕上げ
<壁>EP塗装仕上げ
<天井>EP塗装仕上げ
住宅設備
<キッチン>製作オーダーキッチン L=2250 (リネアタラーラ)
<バス>在来工法 FRPトップコート仕上げ コンクリート浴槽
<トイレ>サティス (INAX)
<洗面>フリーコレクション(INAX)
その他:セコム使用
料金の目安
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