マンションリノベーションのI邸が竣工間近となっております。
ウォールナットの床と珪藻土の壁、そしてタイル仕上げの床など
かなり雰囲気良く仕上がりそうです。
リビングと書斎スペースとの仕切りに有孔ブロックを腰高まで積み上げ、
やわらかくゾーン分けを行っております。
もともと壁と建具で完全に仕切られていた部屋の間仕切りを取り外しているので
一気に広くなった感じです。
▼100角の有孔ブロック(ニッタイ工業)積み
やわらかく視線を遮ることができます。
きれいな雰囲気ですが、素材としてはかなり主張があります。

そもそも部屋と部屋との間仕切りの方法は、その部屋の用途によって変えるべきだと考えます。
要するに視線も音も匂いも完全に遮断したいのか、
ほんの少しだけプライバシーが欲しいのか、
それともその場所に用途を与えたいのか、
視線は遮らずに湯気や匂いのみ遮断したいのか、、、
単純に壁を造るだけが間仕切りの造り方ではありません。
この仕切りの仕方や緩やかなゾーンの与え方は、様々な建築家が色々な試みを行っています。
▼寝室スペースは天井までの壁ではなく、
コンクリートブロックをH1800の高さまで積み上げています。
大きな部屋としての一体感は確保されつつ適度なプライバシーは守られます。

▼間仕切り建具で仕切るケース。
普段は解放させてワンルームとして広く使いたい場合に有効です。

▼浴室に使用したガラス間仕切り、
水や湯気を遮断しますが視線は遮りません。

▼家具で間仕切りするケース。
この家具は下にキャスターがついており、移動が可能です。
将来の部屋の使い方の変更に対応可能です。

▼布で仕切るケース。
とてもやわらかく霧がかかったような表情の空間を造り出しています。

(五十嵐淳建築設計事務所)
▼あえて間仕切り壁で囲わず、布で仕切るケース

(中村拓志&NAP建築設計事務所)
▼こちらはもう間仕切りか外壁か天井か床かはもう定かではありません。
仕切りであるはずのものが穴だらけになってます。

(藤本壮介建築設計事務所)
・・・たった間仕切り一つでも本当に様々な手法があります。
しかし、私たちは実験的な空間造りを進めているのではなく、
お客様のライフスタイルに合わせてベストな方法をご提案していけるように考えております。
そのためには色々な手法を研究して、建築のボキャブラリーは常に増やすように心掛けております。
そして、私たちはどこよりもローコストなRC建築をオリジナリティーのある空間として実現できるように追究しております。
RCエイジの過去の建築を作品集にまとめました。
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